今週初めての晴れの日です。幼稚園さんも小学生たちも、散歩に、学習に、遊びにと外に出て気持ちよさそうです。

3年生は、理科の「春探し」で、運動場や学校周辺の探検です。

先週には無かった新しい春の生き物たちをたくさん見つけました。

運動場のはしっこに落ちていた、これは、何でしょう。ムカゴかな? まだ冬眠中のカタツムリかな?

正解は、イトスギの実でした。長細いイトスギに、たくさんの実がついていました。残念ながら硬くて食べられそうにはありません。イトスギにも実がなるんですね。子どもたちもびっくりな発見でした。

プールの近くには、こんなに大きく育ったイタンポが。雨は生き物たちを大きく育ててくれます。このイタンポは、担任の先生にプレゼントするそうです。イタンポは、食べられます。

幼稚園の年中さんが、葉っぱの中にまぎれた、何かを見つけました。この葉っぱ色の生き物は何でしょう。

アマガエルです。葉っぱの上の鉄棒の補助板に上ったら、姿が見えました。これから、どんどん生き物たちが出てきます。会いたい生き物も、あまり会いたくない生き物も・・・
1・2年生は、図画工作科「ひもひもねんど」で、ひも状にした粘土からイメージした作品をつくりました。

1年生の作品は、「マンモス」です。ポイントは、踏ん張った足と大きく開けた迫力ある口です。

2年生の作品は、「アナコンダ」です。ポイントは、前に突き出した長細い顔です。
二人とも、特徴をとらえてつくっています。
今日の献立は、クリームシチュー、海藻サラダ、五目卵焼き、コッペパン、手作りいちごジャム、牛乳でした。

幼稚園では、切ったコッペパンにいちごジャムを塗ってもらった「いちごジャムサンド」にして食べていました。

1・2年生は、コッペパンにスプーンで穴を空け、そこにいちごジャムを詰めて、手作り「ジャムパン」を作りました。ジャムが残らないように、上手に食べていました。手作りのジャムは、いちごの形が少し残ったとろっとろの美味しいジャムでした。

野菜たっぷりのシチューも栄養満点で美味しいです。さすが、3年生はもう半分食べ終わっていました。
3年生は、ちぎったコッペパンにいちごジャムを付けながら上手に食べていました。食べ方も様々です。
今年度は、1・2年生と5・6年生が、複式学級です。教科によっては、授業も複式で行っています。
今日は、5・6年生の国語科の複式授業の様子を紹介します。まず、5年生が先生と「なまえつけてよ」の学習をしています。

その間、6年生は、「帰り道」の自力学習を行っています。文章を読み取り、タブレットを使って問題を解いています。それぞれの学年は、背中合わせに座っていて、教室の前後にそれぞれの黒板があります。

複式授業は、一人の教師が2つの学年の授業を同時進行で行い、直接指導(児童との話合い等で授業を進める)と間接指導(児童の自力学習を見守る)を行き来する「わたり」を行う授業です。
続いて、6年生が先生と「帰り道」の学習を始めました。さっき自力学習したところの答え合わせをしたり、読み取ったことを話し合ったりします。
そして、その間、今度は5年生が自力学習を行います。さっき教師と学習したところの問題を解きながら、復習をしています。授業の声は聞こえていても、目の前の問題に集中して取り組むことができています。

教師は、直接指導しながら、もう一つの学年の様子にも目を配ります。45分間の授業で、5、6回学年間を「わたり」、授業を行っています。
「複式授業」というと、マイナスなイメージをもたれるかもしません。でも、実はプラスなことの方が多いのです。集中力はもちろんですが、主体性や自力解決の力、表現力などがより磨かれます。そして、他学年と関わることで、多様な考えに触れたり、互いを思いやったりという効果もあります。下学年は、「来年、あんなことを勉強するんだ。」と楽しみにしたり、上学年は、「去年、勉強したことだけど、そんな考え方(解き方)があるんだ。」と学び直したりすることができます。何より、学年の壁を越え、縦の交流が活発になり、互いの人間関係も深まります。
雨の日なので、幼稚園ではお絵描きや工作を楽しんでいました。うろこの模様を切り絵にしたオシャレなこいのぼりを作りました。室内に飾って泳がせます。


その他にも、おばあちゃんへの誕生日プレゼントを作ったり、桃太郎のお話の絵を描いたりと、雨の日ならではの活動を楽しみました。

小学校では、昨日、3・4年生が図画工作科「自分だけのお気に入りのフェアリーズ」作りを行いました。

お菓子箱を切り開き、さらに好きな形に切り分けて、フェアリー(妖精)を形作ります。切り方や組み合わせ方を工夫して、台紙に貼りつけて、「自分だけの」妖精を完成させました。

出来上がったフェアリーズ(妖精たち)は、図工室横に掲示してみんなに見てもらいます。
毎日、美味しい給食をいただいています。

幼稚園では、年長さんが、メニューを頑張って書いていました。
今日は、季節の食材をふんだんに使った竹の子ご飯、魚の香味揚げ、ハリハリ漬け、豚汁です。おいしくいただきました。

1年生も、給食当番を頑張っています。
今年度も、「緑の少年隊」の活動が始まりました。「緑の少年隊(少年団)」は、国土緑化運動を推進する事業の活動の一つであり、主に小・中学校で行われています。「緑を育て、愛することを通じて、地域・ふるさとを愛し、そして、人を愛する豊かな心を育てる」ための活動です。

まずは、結団式です。1年生に向けて、新入団員歓迎の言葉を伝えました。
そして、全員で「誓いの言葉」を唱和しました。
「わたしたちは、自然を大切にします。
わたしたちは、郷土の美化に努めます。
わたしたちは、緑を守ります。」
活動を通じて、少しずつ、この「誓いの言葉」の意味が分かってくることでしょう。

結団式の後は、運動場西側の畑に、パンジーとビオラを植えました。幼稚園の二人も一緒に、スコップで穴を掘り、やさしく苗を植えました。

ちっちゃいポットの中から、広い畑に植え替えたので、花たちもこれからぐんぐんと育ってくれることでしょう。

これから、水やりや草抜きなどのお世話も、みんなで力を合わせて頑張ります。

今年度も、外国語の授業は、ALT(Assistannt Language Teacher)のアンドリュー先生と一緒に行います。今日は、3時間目が3・4年生、4時間目がに5・6年生の授業でした。

3・4年生は、今の気持ちを、「Happy」、「Hungry」、「Great」などの形容詞を使って答えていました。発音とともに、表情や身振りも使って、英語表現を身に付けていました。

5・6年生は、身の回りにあるアルファベットを探して、使われ方や日本語との違い考えました。思ったよりたくさんの英語やアルファベットが、自分たちの周りには、あふれていることに気付きました。
しっかりアンドリュー先生の発音を聞いて、声に出して練習しました。
2時間目、アンドリュー先生は、幼稚園の竹の子掘りに誘われて、初めての竹の子掘りに行きました。アメリカでは、竹の子は食べないそうで、どうやって食べるのか、何が美味しいか聞かれると、「竹の子ご飯」と答えていました。

持って帰った竹の子を、指差しながら「ワン、トゥー、スリー・・・」と英語で数えました。今日の収穫は、「セブンティーン」でした。


理科専科の先生からいただいたイタドリを使って、水車を作りました。自然にあるものでおもちゃが作れます。どこに水を当てればよく回るか、考えながら遊びました。

毎日、たくさんの生き物に出会えます。今日は園庭にカナヘビの赤ちゃんがいました。赤ちゃんでも動きは素早いです。

出会った生き物で、季節を感じることができました。
1時間目の授業の様子をのぞいてみました。
1・2年生は、国語科で「ふきのとう」の音読練習をしていました。一人4役と大忙しですが、動作化を取り入れて、しっかりと演じ分けていました。「春」が来たよろこびをどう表現するかが難しいところです。

4年生も、国語科で「くじらぐも」の音読練習です。同じく動作化を取り入れて、くじらぐもと子どもたちとのやりとりを楽しみながら音読しました。

どちらの教室でも、音読したら、録画したものをすぐに確認していました。客観的に見直し、よかったところや、直したらいいところ、次のめあて等を先生と話し合って、またやってみる・・・ということを繰り返していました。ICTを効果的に活用した学習を行っています。

3年生の教室でも、国語科の授業「きつつきの商売」を行っていました。登場人物の気持ちを考えて、自分の言葉で発表していました。動物になったり、植物になったり、文房具になったり・・・と小学校では、いろいろなものになりきって考えることを通して想像力が育っています。

5・6年生は、算数科の授業を、教室と図工室に分かれて行っていました。5年生は「体積」、6年生は「線対称・点対称」の勉強を真剣な表情で行っていました。学年が上がると、ちょっと難しくなりますが、その分、「分かった」「できた」よろこびは、格別です。頑張ってね。
