業間遊びの時間も入れて、2~3校時の約2時間、愛媛車いすバスケットボールクラブの方を講師にお招きして、車いすバスケットボール体験講座を行いました。
「よろしくお願いします。」ご挨拶をして始めます。今日は、小学生と幼稚園さんも一緒に活動します。
まずは、クイズです。普通の車いすとバスケットボール用の車いすの違いは何でしょう?
みんな、手を挙げて発表します。幼稚園さんが、積極的に答えました。
バスケットボール用の車いすは、小回りが利くように、車輪が斜めに(ハの字)なっていたり、ブレーキがなかったり、また、激しいぶつかりに備えて、シートベルトが付いていたり、前に足を守るバンパーが付いていたり・・・と工夫がたくさんあることが分かりました。
そして、いよいよバスケットボール用の車いすに乗ってみます。なんと!全員の分を用意してくださいました。
「うん。いい感じ!」シートベルトをしっかりと締めて、動かせてみます。
体育館中を走ります。回転やストップもできます。(ブレーキはありませんが、手でタイヤを握って止めます。)
車いすの操作に慣れるために、鬼ごっこをしました。まずは、2年生が鬼です。
鬼は、どんどん増えていきます。
逃げて、追いかけて・・・これでだいぶ、思い通りに車いすが動かせるようになりました。
続いて、バスケットボールに近付けるために、ドリブル練習です。座ったままでのドリブルは、なかなか難しいです。幼稚園さんは、膝に乗せて運ぶ練習をしました。
そして、シュートの練習です。これまた、座ったままだと上手く投げられません。
「えいやっ!」と上半身を使って投げます。
上の学年は、高いゴールを目がけての練習です。
練習を繰り返して、こつをつかみます。どんどん入るようになってきました。
幼稚園さんも跳ね返ったボールが顔に当たりながらも、練習に励みました。入ると楽しくなるようです。
そして、お待ちかね、バスケットボールの試合をしました。
しっかり幼稚園さんもメンバーです。パスをつないでシュートを目指します。白熱です。
途中で休憩を兼ねた作戦タイムです。
赤組リーダーの5年生が、みんなにアドバイスをします。
黄組は、3年生と二人の4年生が中心となって、パスをつなぐことを確認しました。幼稚園さんも貴重な戦力です。
後半戦は、よく声を掛け合い、(先生たちの声も!)さらにヒートアップです。
年中さんがシュート!と思いきや、この後、3年生にパスをし、シュートを託しました。それも、いい連携、チームワークです。
みんなが大活躍でした。
楽しい時間はあっという間です。
最後に感想発表です。みんなが楽しかったこと、できるようになったことを発表しました。
みんなで楽しめるスポーツを通して、多様な生き方、楽しみ方を学びました。やはりスポーツはいいですね。心が通い合います。貴重な体験をさせていただいた車いすバスケボールクラブの國本先生、久万高原町社会福祉協議会の皆さま、ありがとうございました。
今日の学びを、未来へとつなげる明神っ子たちです。