久しぶりに元気な子どもたちの声が学校に帰ってきました。

今年度から登校班が一つになり、丘のふもとの公民館から桜の道を歩いて登校してきました。桜たち、何とかもってくれています。

まずは、新しく来られた先生方をお迎えする新任式を行いました。

3名の先生方をお迎えしました。

代表として5年生児童が歓迎の言葉を発表しました。

桜の俳句を読んで、明神小学校を紹介しました。これからよろしくお願いします。

続いて、始業式です。新しい一年の始まりに際して、校長から、2つのことを話しました。

以下、話の概要です。
「がんばりぬくこと」と「言葉を大切に」
皆さん、進級、おめでとうございます。
待ちに待った新学期が始まります。「新しい」ということでわくわくしますね。「新しい」学年で、「新しい」ことにチャレンジしていきましょうね。
一年の始まりということで、皆さんにお話が2つあります。
1つ目は、「がんばりぬく子」になってほしいです。明神小学校の目指す子ども像の「がんばりぬく子」は、「がんばる子」とどこが違うと思いますか?この「ぬく」という言葉に答えがありそうですね。この「ぬく」は、「~し通す」、「~し続ける」という意味があります。つまり、その時だけ「がんばる」のではなく、失敗しても、うまくいかなくても、あきらめずに「がんばり続ける」ことが大切なのです。「できた」ということもすばらしいことですが、何より、目標に向かってあきらめないことが大事です。人が一番成長するのは、頑張っているこの途中なのです。大変だなあと思うことから逃げず、立ち向かうことにさらなる成長があるのです。どうか、あきらめず、がんばり続けられる人になってください。困った時には、伴奏者の先生、励ましてくれる仲間、支えてくれる家族がいます。
2つ目は、「言葉を大切」にしてほしいということです。言葉のもつ力は無限大です。言葉で、人を元気にしたり、笑顔にしたり、勇気を与えたりすることができます。そして、逆も・・・。昨年一年間、皆さんと俳句づくりや句会をしてきました。言葉、日本語のすばらしさ、楽しさを知ってほしいからです。たくさんのすてきな言葉に触れて、心豊かな生活を送ってほしいです。すぐにできる「言葉」の力を使うものに、「挨拶」があります。短い言葉ですが、お互いが元気になったり、笑顔になったり、仲良くなったりできます。ぜひ、今年度は、気持ちのこもったいい挨拶ができるようになってほしいです。
さて、先月の卒業式では、3人の6年生を立派に送り出すことができましたね。寂しさはありますが、3人の卒業生は、きっと安心して、皆さんに明神小学校のバトンを渡して巣立っていったのではないでしょうか。このあと入学式で新しい仲間が入ってきますね。温かく迎え入れて、いろんなことを教えてあげてください。今年度も「チーム明神」として、みんなで力を合わせて楽しい学校にしていきましょうね。
くままちひなまつりのイベントである「稚児行列」が、本日11時から行われました。

町内の新2年生、新1年生、幼稚園の新年長さんが参加します。本校・本園からも3名が参加しました。

新2年生は、先頭で列を引っ張りました。

明日、入学式を控えた新1年生も笑顔で参加です。

幼稚園の新リーダーの年長さんも桜の枝を持って華麗に歩きます。



午前中は、温かくいいお天気だったので、たくさんの観光客など見物する人が多かったです。頑張って笑顔を振りまきまがら商店街を練り歩き、くままちひなまつりを盛り上げてくれました。

そして、双葉が丘も満開です。




少しずつ、枝の間から黄緑色の葉も見え始めていますので、ここ数日が見頃でしょう。明日の入学式は満開の桜の中、行えそうです。
ほぼ満開となりました。今日は、くもり空ですが、違った美しさがあります。








蕾もありますが、ほとんどの花が開いています。週末の雨にもよりますが、これから1週間程度が見頃と思われます。

約220本の桜が咲き誇って、久万高原町の春の訪れを喜んでいるようです。
現在、夜間ライトアップを行っています。日暮れ頃(午後6時くらい)~午後8時までです。双葉が丘の坂道を上っていただくと、校舎前に駐車場があります。
今日の暖かさで、またまた開花が進みました。

運動場全体が、明るくほのかに輝いて見えます。



空の水色とのコントラスト、菜の花の黄色とのコントラストが美しいです。

早咲きは昨日の雨で少し散っていますが、全体では、もう9分咲きくらいでしょうか。


天気予報では、晴れるのは土曜日まで、来週までもってほしいと願うばかりです。
今夜から、1週間程度、夜のライトアップをします。暗くなる午後6時頃から8時まで運動場の電灯を点けますので、双葉が丘まで上がってご覧ください。車は校舎前の駐車場にお停めください。運動場に車では入らないようにお願いいたします。

新年度を迎えた明神小学校と幼稚園です。
子どもたちの声がないので寂しいです。

卒園式や卒業式の時は、まだ蕾だった桜が先週末の暖かさで一気に咲き進みました。



双葉が丘全体が、薄ピンク色になっています。7分咲きくらいでしょうか。


来週8日の入学式、10日の入園式まで待ってほしいものです。

穏やかで優しい里の春です。
今日は離任式でした。

残念ですが、6名の先生方とお別れします。今日は、卒業した6年生を含む全校児童9名と幼稚園さん4名の13名全員で送ることができました。

校長からお一人ずつを紹介した後、異動される先生からのお話をいただきました。


その後、代表児童・園児からの作文を花束を贈ります。





PTAからも花束を贈りました。保護者の皆さんに手渡ししていただきました。

最後は、明神小学校校歌で送ります。


卒業した6年生も本当に最後の校歌です。味わいながらみんなで歌いました。
離任式の後は、それぞれの教室や幼稚園などでもお別れをしました。



異動される先生方、新天地でも頑張ってください。そして、また、明神に遊びに来てください。成長した姿を見てもらえるように、明神っ子たちも頑張ります。
今日、見送りに来ていただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。おかげさまで温かい離任式になりました。

もう一度、6年生と一緒に帰れてうれしそうです。みんな元気でいてね。
修了式の後は、最後の学級活動です。
何をしているかな・・・と教室をのぞいてみました。

1・2年教室です。二人仲良く並んで何かしています。

教室の掃除と片付けを頑張っていました。次に入ってくる1年生が気持ちよく過ごせるようにという兄心⁈です。おかげで教室はピカピカです。 続いて、3年教室です。「キャリアパスポート」を見ていました。

キャリアパスポートとは、「キャリア教育」の学習の積み重ねです。「キャリア教育」とは、自らの力で生き方を選択していくための能力や態度を見に付ける学習のことです。1年生からの記録が残っているので、自分の成長を感じながら、見返しては懐かしんでいました。

この後、3年生もロッカーの掃除をしていました。きれいになって気持ちがいいです。

4年教室では、掲示物をはがして整理していました。写真を見ながら1年間を思い出していました。掲示物はもって帰ってもらいますので、お家でも飾ったり、見て懐かしんだりしてね。

5年生教室では、入学してくる1年生のために、机と椅子の高さ調節をしていました。

そして、教室の整理と掃除も行っていました。学校中がピカピカです。

残っていたロッカーの名札ラベルはがしもしてくれました。
明日からは、春休みです。しっかりと休養をとって、リフレッシュして、新学期に備えてほしいです。校長からの春休みの宿題は一つです。「命を大切にすること」です。簡単なようですが、一番大切なことです。ぜひ、安全に気を付けて、有意義な休みにしてください。
この一年間、保護者の皆さま、地域の皆さま、本校の教育活動にご理解とご協力とご支援いただき、本当にありがとうございました。
朝から霧雨の双葉が丘です。曇っていますが、温かさに春を感じます。

今日は、一年間の締めくくりとなる修了式です。

先週3名が卒業した明神小学校は、今日、6名の児童が修了式を迎えました。

国歌・町歌を斉唱した後、代表児童が「一年間を振り返って」を発表しました。


4年児童は、「4年生の思い出と5年生の目標」を発表しました。4年生での一番の思い出は、秋の遠足とスキー教室で、スキー教室では初めてリフトに乗ってこわかったけど、スリルが味わえて楽しかったこと、また、5年生になったら大三島自然の家にいくことが楽しみで、勉強の中でも新しく始める家庭科をがんばりたいと発表しました。
たくさん練習して、とても上手に読みました。

5年児童は、「5年生でがんばったことと6年生でがんばりたいこと」を発表しました。5年生で一番がんばったことは、陸上練習で、ソフトボール投げと60m走の練習の成果が本番で出せて、自己新記録だったことと、また、6年生では、社会科の歴史と算数科の学習をがんばりたいと発表しました。さすが次の6年生!落ち着いて、立派な発表でした。
二人との堂々とした発表で、1・2・3年生たちは、背筋が伸びる思いでしっかりと聞いていました。

続いて、一人ずつ「修了証書」を校長から受け取りました。




みんな、一年間、勉強に、運動に、遊びに、学校生活をよく頑張りました。
さて、最後に校長のお話です。今日は、一年の締めくくりの日ということで、「節目」の話をしました。

竹の「節」を使って、「節目を大切に」という話をしました。以下、抜粋です。
今日は、学校の一年間の終わりの日「修了式」です。今、皆さんにお渡しした「修了証書」は、皆さんが、「この一年間、それぞれの学年の学習や運動、学校生活を無事、修了することができた」ということを証明するものです。修了、おめでとうございます。これで、4月から一つ上の学年に進級することができます。
さて、今日のような、ちょうど一年が終わった日のことを、難しい言葉で「節目」と言います。この竹の少し膨らんだところが「節」、この節のある場所を「節目」と言います。ここは他の部分より堅くて、のこぎりでもなかなか切ることができません。それくらい強くてしっかりしている大切な部分なのです。だから、区切りとなる大事なところのことを「節目」というのです。
修了式の今日、皆さんは、この「節目」にいます。なぜ、今、「節目」の話をしているかというと、この「節目」は、人生において大切だからです。「節目」の時に必ずしてほしいことは、「振り返る」ということです。皆さんのこの1年はどうでしたか。楽しいこと、うれしいこと、頑張ったこと、また、悲しいこと、辛いこともあったかもしれません。でも、その全ての経験が、今の皆さんを育ててくれたのです。その中でも、「できなかったこと」を大切にしてほしいです。なぜなら、次の目標になるからです。そして、また、新しい「節目」に向かって歩んでいきましょう。
「節目」にたどり着いては、また、次の「節目」を目指す・・・それを繰り返して、竹がどんどん太くなっていくように、皆さんの体や心や頭も、太くしっかりとしてくるでしょう。1年の終わりの修了式に当たって、「節目を大切に」という話をしました。
今日は、3名の6年生が、明神小学校を巣立っていきました。



いよいよ入場です。拍手で出迎えます。今年度は、4年ぶりに多数のご来賓の皆さまと保護者の皆さまにご参列いただき、盛大な式になりました。


今年度の式は対面式ということで、卒業生と在校生、保護者の皆さんが向き合う形で行いました。その両横側から、教職員と来賓の皆さまが見守ります。





皆さまに見守られ、見送られた温かい卒業式となりました。また、3人の絆の深さを感じることのできる式となりました。式の最後は、皆さんの拍手の中の退場です。立派な式でした。おめでとうございます。



この後、卒業生は、教室で最後の授業です。式が終わり、ホッとしています。




先生の話を真剣に聞いています。この後、後輩たち(1~5年生と幼稚園さん)からのお祝いビデオを見ました。
学校を出るときにも、在校生と教職員で送ります。




3人とも晴れやかないい顔です。







最後に「ありがとうございました。」とお礼を言って、お別れしました。

「さようなら。」「また遊びに来てね。」最後はみんな笑顔でお別れができてよかったです。
卒業式にご参列いただいた皆様、離れていても卒業生3人に思いを馳せてくださった皆様、ありがとうございました。おかげさまで、いい卒業式となりました。