2020 明神小学校日記

黒板アートができるまで

2023年9月3日 12時26分

 子どもたちに元気と笑顔をくれた「黒板アート」、消すのは一瞬でしたが、制作には、約2日間と時間と愛情を掛けていただきました。試行錯誤と子どもたちへの思いがあふれていました。

 今年度、久万高原町内3校で実施した「黒板アート」ですが、明神小学校には、日本画家の伊東正次さんと愛大学生チームの二人が来てくださいました。        

 夏休み最終週の8月28日(月)の朝9時から構図確認、デッサンと下描きが始まりました。

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 わいわい広場では、伊東先生が「夏の終わりに」を描き始めました。

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 テレビ愛媛と愛媛新聞の取材を受けながら、描き続けます。

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 約2時間で、だいたい描き上げましたが、これから細かいところを描き足したり、直したりします。思わず見入ってしまいました。

 同時に、1・2年教室では、愛大の学生さんが「たのしい2がっきのはじまりはじまり~」を描いていました。

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 構想とデッサンをあらかじめ用意していたそうですが、伊東先生のご指導を受け、微調整をしていきます。この過程も楽しそうです。

 また、5・6年教室でも、「くじらとうみのなかまたち」の制作が始まりました。5・6年教室担当の学生さんは、用意したデッサンと黒板をながめながら、長い間構想を練っていました。考える時間が大切なのですね。集中されていたので、こそこそと隠し撮りをさせていただきました。(了承済み)

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 何度も消しては描き、消しては描きを繰り返して仕上げていきます。今回、黒板アート用のカラフルなチョークを使っていました。紫にピンクに黄緑、なんと黒いチョークまでありました。これらのチョークを駆使して、色を塗り分けたり、重ねたりしていました。白地の画用紙やキャンパスと比べると、黒に近い深緑色の黒板は、色の出方が違うので、それが難しさであり、面白さでもあるそうです。

 これらの活動を経て、始業式当日、すてきな黒板アートが子どもたちを出迎えてくれたのです。

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 では、作品と作品に添えられていたメッセージを紹介します。

 1・2年生教室の「たのしい2がっきのはじまりはじまり~」(愛大学生チーム作)です。

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 3年教室の「夕焼けの向日葵畑」(伊東正次さん作)です。

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 4年教室の「モクモク雲」(伊東正次さん、小田先生共作)です。

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 5・6年教室の「くじらとうみのなかまたち」(愛大学生チーム作)です。

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 わいわい広場の「夏の終わりに」(伊東正次さん作)です。

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 伊東さん、愛大学生チームさんの気持ちや思いは、しっかりと子どもたちに伝わりました。すてきなプレゼントをありがとうございました。

 1日(金)当日にも放送がありましたが、4日(月)のテレビ愛媛(午後6時9分頃~)では、黒板アート制作の様子や黒板アートにかける思いなどについて詳しく放送するそうですので、お楽しみに。(見逃した方は、テレビ愛媛のLive Newsnの動画配信で見ることができます。)