愛媛新聞「新聞作り」出前講座
2023年6月23日 13時52分今日、3・4時間目に、全校児童による愛媛新聞社の出前講座「新聞作り」がありました。
愛媛新聞社から講師の方に来ていただき、「新聞の基礎を知り、記事の書き方を学ぼう」という題で講座を行いました。
まず初めに、新聞の「つくり」を知ろうということで、新聞のレイアウトの特徴や工夫について学びました。
「見出し」と「記事」と「写真」の3セットにすることで、分かりやすく伝えることができるそうです。そして、新聞は全24ページの中に、約200本のニュースがあるそうです。約200本という多さに驚いたのですが、1日約1,000本ほど寄せられるニュースの中から選んでいるとのことで、またまた驚きです。
新聞は、じっくり見ると秘密やアイデアがいっぱいです。子どものための記事もありました。子どもたちにも知ってほしい記事には、ふりがなが付いているそうです。
新聞について学んだ後は、記事の作り方です。リードという前文には、伝えたい大事な要素が詰まっているそうです。ここは、「客観的文章」で書かなくてはいけないそうです。ちょっと難しい言葉ですが、「客観的」とは、「事実をそのまま」ということで、新聞作りには大切なことです。子どもたちが書く作文や日記、読書感想文は「主観的文章」であることが大切です。この違いが新聞の特徴です。
練習問題として、「記事」を読んで「見出し」を考えてみました。ここでは、子どもたちのセンスが光りました。子どものひらめきのよさやですてきな「見出し」ができました。「見出し」は、短かすぎず長すぎずの8~10文字がいいそうです。
昨年の「新聞作りグランプリ」のグランプリ新聞を見て、工夫や着眼点のよさ(目のつけどころ)を学びました。
最後に、「eスタ」を使っての新聞作りの仕方を教えてもらいました。今日習った「見出し」の作り方や、「記事」の書き方などを思い出して、実際にタブレットで文字を入力してみました。
今日の出前講座で学んだことは、早速、授業の中で生かせそうです。「早く新聞を作りたい。」「ぼくなら〇〇新聞をつくるな。」などの声がありました。