福祉の学習「あいサポート研修」
2024年7月2日 11時40分総合的な学習の時間で、3~6年生は、今年度、福祉の学習をしています。
今日、3・4時間目に、あいサポート愛媛から講師の方が2名、「あいサポート研修」の出前講座に来てくださいました。
3時間目は、1・2年生も参加しました。
まず、視覚障がいや聴覚障がいの方、車椅子の方など、障がいをもっている方が、どのような場面や場所で困っているのか、どんな助けが必要かなどの話を聞いたり、動画を見たりしました。
みんな、真剣です。しっかりと話を聞いて、うなずいたり、メモを取ったりしています。
3時間目の後半には、幼稚園さんも見学に来ました。
小さいうちから、「知ること」「興味をもつこと」は大事です。幼稚園さんは、町中にある障がいに関するマークを探すクイズにも参加しました。
小学生たちに負けないくらい早く、絵の中からマークを見つけました。
小学生も、次々と見つけました。これを機会に、久万高原町内や出掛けた先でも、いろいろなマークがあることに気付き、なぜその場所にあるのか考えるきっかけになるといいですね。
町の中には、たくさんの障がいをもつ方のためのマークや、バリアフリーの設備があることを学びました。
4時間目は、3・4・5・6年生で、さらに詳しく「福祉」について学びました。
手話について、簡単な挨拶を教えていただきました。5月に愛媛県聴覚者協会の方に来ていただき、行った手話講座を思い出しながら、挨拶を行ってみます。お手本動画を見ながら、実際にやってみます。この時、表情も大切だそうです。
指を時計の針に見立てて、12時を表して「こんにちは」
「ありがとう」
「おつかれさま」・・・など、10種類ほどのすぐに使える手話を練習しました。
最後に、質問コーナーで、分からないこと、もっと知りたいことを聞きました。
今回の講座を受けると、「あいサポーター」になれます。今日、お話を聞いた、1・2年生も幼稚園さんも、今日から「あいサポーター」です。これから困っている人を町で見かけたら、勇気を出して声を掛けてほしい、助けてほしいという話をしていただきました。
今回の学習では、「障がいを知り、共に生きる」がめあてです。誰もが暮らしやすい社会のために、今日、学んだことを小学生も幼稚園さんも、いつか、どこかで生かせられるといいなと思いました。
今日、来てくださったあいサポート愛媛の講師の先生、ありがとうございました。これからも、「福祉」の学習、頑張っていきます。