明神小学校の様子

人権教育推進大会

2020年1月26日 12時51分

1月26日、校区人権教育推進大会が開催されました。

まずは、授業公開です。1年生は学級活動「ふわふわことばとチクチク言葉」、2年生は道徳「だれにでもやさしく(ぐみの木と小鳥)」、3・4年生は道徳「悪いことは悪い (勇気を出して)」、5・6年生は道徳「人を大切にする心 (エイズと闘った少年)」です。どの学級も真剣な表情で話し合ったり、自分の考えを発表したりとしっかりと学習していました。

 その後、学校、家庭、地域が参加して全体会が行われました。人権標語入選者の表彰の後、聴覚障がいをもたれている「曾根 淳一 様」よりご講演をいただきました。前半は子ども向けに、耳が聞こえないことでどんなことが困るか、困っている人がいたらどうするかなど具体例を挙げながら分かりやすく話していただきました。

後半は大人対象に、障がいを受け入れるまでの苦悩や今の心境、そして今は障がいをもったことに感謝しているということを話してくださいました。最後に「だれもが安心して暮らせる世の中にしたい、不便さを補うことができれば障がい者も希望をもって生きることができる。 そのような社会を目指してやりたいことがたくさんある。これが私の使命です。」というお言葉が心に響きました。曾根様、本当にありがとうござました。

今日の人権教育推進大会で一人一人が「お互いを認め合い、互いの人権が尊重される まちづくり」について考えることができたのではないでしょうか。ご参加の皆様、ありがとうござました。