2020 明神小学校日記

2月のふたば句会(学習発表会 特別バージョン)

2025年2月20日 07時52分

 いつもは子どもたちと先生方で行っている「ふたば句会」ですが、初の試みで保護者や地域の方にも参加していただき、学習発表会の第二部として行いました。

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 いつもは教室ですので、小さな短冊ですが、体育館でも見えるように大きい短冊にしました。そして、いつもは一人2句ずつで予選から行いますが、今日は一人1句ずつで予選なしです。さあ、いよいよ句会です。子どもたちも、ちょっとドキドキしています。

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 無記名の俳句を見て、読んで、聞いて、いい俳句や好きな俳句について発表します。

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 マイクで発表するのは、緊張するけど楽しかったようです。

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 誰の句だろう?と想像するのも句会の面白さです。後の答え合わせ(自分の句について発表するところ)が楽しみです。

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 幼稚園さんも、がんばって手を挙げて発表しました。立派です。

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 みんなが「好き!な俳句」「なるほど!と思った俳句」「すごい!俳句」について語り合いました。時間があれば、保護者や地域の方々にもお聞きしたかったです。

 そして、いよいよ決戦投票です。句会を聞いて、最後にそれぞれが一番!と思う俳句に一票を投じます。

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 たくさんの方に投票していただきました。いつもは、16~18票くらいですが、この日は46人分の票がありました。ありがとうございました。

 そして、お待ちかねの結果発表です。今回も激戦でした。みんなが上達したという証拠です。最後に一人ずつ自分の句について説明します。

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 3年生は、「雪あらし」という季語に初リフトのドキドキ感を表現したそうです。季語選びがすばらしいです。

【がんばり賞】初リフト落ちそうその下雪あらし

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 5年生は、3回リフトに乗ったぞ!がんばって滑るよ!という気持ちを「雪晴間」という季語に込めました。リズムのいい句です。

【がんばり賞】はりきってリフト三回雪晴間

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 2年生は、スキー教室で教えてもらった「止まるときはハの字」を詠み込みました。着眼点がすばらしいです。

【がんばり賞】雪の原板はハの字ですべる朝

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 4年生は、雪のかたまりを「雪列島」と表現しました。「雪諸島」「雪の島」は、また形や並び方が違うそうです。自分らしい表現が俳句づくりでは大切です。

【がんばり賞】雪列島げんかん手前どっしりと

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 1年生は、雪が降ったあとにできる「つらら」を観察して詠んだ俳句です。不思議だな~って思う好奇心が光っています。

【がんばり賞】水いっぱいあつまってできたつらら

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 6年生はさすがです。2、3日たつと雪が変化する様子をうまく表現しました。

【がんばり賞】雪ふんでザクザク音連れ進んでく

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 年少さんは、スキー教室・そり遊びの日のお昼ご飯の「肉うどん」のおいしさと、お腹ぺっこぺこになるくらい午前中たくさん運動がんばったよ!という気持ちを込めました。

【三位句】おいしくておしるもぜんぶ雪の昼

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 年長さんは、幼稚園さん3人でそり滑り対決した時のひとコマです。会話文を入れることで臨場感が出ます。

【三位句】「まってよー」三人対決そりすべり

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 年中さんは、素直な表現がすてきです。「分からん」というとっさに出てくる話し言葉に一瞬の場面が想像できます。想像力をかき立てるというのも、いい俳句のポイントです。

【二位句】とまり方分からんごっつん雪の山

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 そして、納得の一位句は4年生でした。10票を獲得しました。雪が融けて、水になり、川から海へ行き、そして水蒸気になって雲に・・・という「水の循環」とともに、そうやってずっと生き続けて私たち人間を見守るという壮大な俳句です。空間も時間も飛び越える世界を、たったの17音で表現しています。こんな俳句は、大人には詠めません。子どもたちの句から、たくさんのことを学ばせてもらいました。

【キラリふたば賞(一位句)】残雪はずっと生きてる未来見て

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 皆さんの前で表彰も行いました。おめでとうございます!

 これからも、俳句づくり、ふたば句会を通して、言葉を磨き、表現力も培っていければ、と思います。参加していただいた保護者、地域の皆さま、ありがとうございました。これからも明神っ子たちの俳句をお楽しみに!