2020 明神小学校日記

7月の「ふたば句会」

2024年7月8日 15時52分

 昨日、7月8日の5時間目に、7月の「ふたば句会」を行いました。前回の句会から2週間ほどしかたっていないので、お題を「プール・水泳」に絞っての句会です。小学生は2句ずつ、幼稚園さんは1句ずつ投句しました。合計17句です。

 まずは、6月の「キラリふたば賞」の表彰を行いました。

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 初めての「キラリふたば賞」受賞で、にこにこ笑顔の5年生です。おめでとう!

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 さあ、句会が始まります。

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 17句を読んで、聞いて、「いいな。」「これ、好き!」「なるほど」と思った俳句を3つ選んでシールを貼ります。予選です。

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 シールを貼った「推し句」について、発表していきます。

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 全員が、発表をしました。多い子は選んだ3句全ての推しポイントを発表することができました。また、自分の思いや考えを、自由な表現で発表できるようになっていて、聞いていても、「なるほど」のつぶやきが出たり、拍手が起こったりします。

 しっかりと、発表し合った後は、決戦投票です。一人一句を選んで、大きいシールを貼ります。今回は、お題を「プール・水泳」とし、少ない俳句から選んだ割には、いい句が多く、選ぶのも大変でした。それだけ明神っ子たちの技術も上がったということで、今後がますます楽しみです。

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 僅差で、今月の「キラリふたば賞(一位句)」そして、二位句、三位句が決定しました。どの句も大変すばらしいオンリーワンの句で輝いていました。

 最後に、詠んだ句について、詠んだ本人の思いを発表します。先ほどの「推し句」の発表の中で、読み手に想像してもらった世界観と合っているか、違いを楽しみます。

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 前に出て、自分の思いを発表することにも慣れてきました。自分の言葉で伝えることができています。

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 幼稚園さんたちの俳句の説明は、一緒に詠んで書き留めた校長(園長)が行いました。幼稚園さんたちも、言葉つづり、頑張っています。みんな、才能有り!です。

 それでは、7月の「ふたば句会」の結果です

※ 句会では、漢字にして振り仮名を付けています。俳号で紹介しています。

【キラリふたば賞(一位句)】

プール開きしずんでうかんでワニになる(どらごん・2年生)

【二位句】

梅雨晴間二十五メートル二十五秒(夢幻・4年生)

【三位句】

シャワーの水マイナス3度ふるえるぼく(ちきゅう・1年生)

【がんばり賞】

浮き輪にごろーん次なにしようかな(キュアホワイト・年少)

鼻いたい!プールで顔つけ吸っちゃった(キュアござんす・年中)

 ※ 「擦っちゃった」ではなく、「(プールの水を)吸っちゃった」のです。

おふろで顔つけ五回夏の夜(キュアラビット・年長)

初プールその前こおるシャワー室(ちきゅう・1年生)

大の字でプールのベッドに寝転んだ(どらごん・2年生)

一年ぶり二十五メートル泳ぎきる(ねこねこ・3年生)

五十メートル「限界突破」梅雨晴間(ねこねこ・3年生)

潜れたよプール開きでブクブクパッ(たくたく・4年生)

泳ぐたびがんばった証拠の新記録(たくたく・4年生)

見上げるよ次のスタートまで梅雨晴間(夢幻・4年生)

待ってたよプール開きを十人で(まるちいず・5年生)

炎天下水中もぐり深緑(まるちいず・5年生)

わくわくの三日おくれのプール開き(かき氷・6年生)

スタートでみんな飛び出すプールまで(かき氷・6年生)