2020 明神小学校日記

4月の「ふたば句会」

2024年4月24日 17時02分

 今年度も、月に一回、全校児童による「ふたば句会」を行います。昨日(24日)の3校時に、児童会室に集まり、どきどきの初句会です。みんな、「キラリふたば賞」をねらっています。

 「言葉」を大切にし、日本語の美しさに触れることで「言葉」に親しみ、また、句会を通して「言葉」で思いを伝えることを、楽しみながら行っていこうと思います。

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 児童が7名になったので、今年度は、一人2句ずつ選んでもらって、14句での「ふたば句会」です。

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 まず、目で読んで(見て)、耳で聞いて、第一印象での1回目の投票です。「これ、いいな。」「なるほど!」と、心にピンっと来た句に一票という感じで、シールを貼ってもらいます。

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 句会のルールとしては、自分の句に投票しない、自分の句については発表しない、です。自分の句が一番なのは、みんな同じですので、自分の句以外で・・・ということです。なかなか難しいですが。いつも、力作ぞろいで、迷います。3つシールがあっても、迷います。

 1回目の投票が終わったら、投票した句について発表します。なぜ選んだのか、どこが好きか、推しポイントを自由に言います。自分の言葉で、自由に言う・・・これも句会のルールの一つです。

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 たくさん手を挙げて、自分の言葉で発表することができました。聞いている子たちも「うん、うん」とうなずいたり、「へ~」の顔をしたりと、いい反応です。しっかりと考えを出し合ったら、最後の決戦投票です。今日、一番だと思う句を一つだけ選んで、大きいシールを一つ貼ります。

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 1回戦より悩みます。腕を上げた明神っ子たちのいい句ぞろいなので、たった一句を選ぶのは、大変です。大きいシールの数で、一位句(キラリふたば賞)、二位句、三位句まで決めます。大きいシールが同じ数の時は、予選の小さいシールの数で決めます。

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 結果が出ました。この後は、答え合わせです。順に詠んだ人に、俳句を詠んだ時のこと、その時の気持ちなどを発表してもらいます。さっきの句会で読み取ったことと違ってもいいのです。「詠み手(俳句を作った人)」と「読み手(俳句を鑑賞する人)」の感じ方が違うのが面白さであり、俳句の奥深さです。

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 前に出て、自分の思いを発表するのはうれしいようです。いい顔です。

 句会の最後は、「即興俳句づくり」です。今日のお題は、「楽しみなゴールデンウィーク」です。「ゴールデンウィーク」は、春の季語ですが、長いので他の言葉で言い換える方がよさそうです。それぞれ、頭をひねりました。

 それでは、4月の「ふたば句会」の結果をお知らせします。

 ※ 一人2句ずつです。句会では、漢字にして振り仮名を付けています。俳号で紹介しています。

【キラリふたば賞(一位句)】

なっとくの「読」の漢字に春の風(ドラゴン・2年生)

【二位句】

調べるよクジラネコイヌ春の朝(ちきゅう・1年生)

【三位句】

温度計カエルかくれる池に入れ(たくたく・4年生)

【がんばり賞】

数字の「5」きれいに書けた春うらら(ちきゅう・1年生)

参観日背すじ伸ばして春すがた(ドラゴン・2年生)

風光る本気で走る9秒で(ルウ&ノノン・3年生)

春の朝自転車こぐ兄三十分(ルウ&ノノン・3年生)

風強く音楽みたいに桜まう(たくたく・4年生)

正門にカエル四ひきお見送り(カエル・4年生)

しゃぼん玉はじける声が公園に(カエル・4年生)

新しい友だちふえた春うらら(まるちいず・5年生)

お母さん真顔で見つめる春うらら(まるちいず・5年生)

新学期時間を守り春ゆたか(つばめ・6年生)

ローマ字の読みをまちがえ花ぐもり(つばめ・6年生)

 ※「蛙(かえる・かわず)」、「しゃぼん玉」も春の季語です。