上浮穴郡教科等研究会で道徳科の授業公開を行いました
2023年11月12日 13時17分先週金曜日(10日)の5校時、町内の先生方、教育委員会の方々に来ていただき、道徳科の授業公開を行い、その後、研究協議を行いました。
公開したのは、5・6年生の「すれちがい」という教材を元にした授業で、主題名「相手の立場も大切に」という相互理解や寛容についての学習です。約30名の参観者に少し緊張気味の5・6年生4名でしたが、落ち着いて自分の考えを発表していました。
「すれちがい」は、仲良しだった二人がちょっとした行き違い(すれ違い)で、けんかをしてしまったという話です。自分本位な考えで行動したり、思い込みをしてしまったりする二人の登場人物について、客観的に考え、自分の経験を振り返りながら話し合います。
すれ違いの原因を考えるだけでなく、お互いがどういう気持ちをもっていたらよかったのか、これから二人はどういうことに気を付けて友達と関わればいいのかなどの心情面にも迫りました。
4人とも、自分の行動も振り返りながら、登場人物に寄り添い、よりよい人間関係について、ともによりよく生活するためについて、しっかりと考え、自分の言葉でワークシートに書いたり、発表したりしました。
自分事としてしっかりと考える道徳科、ともによりよく生きるための道徳科ということで、たくさんの先生方に見ていただきました。
授業後の研究協議でいただいた、たくさんの貴重なご意見やご助言を、今後の教育活動に生かしていきます。そして、明神っ子たちのさらなる心身の健やかな成長につなげていきたいと思います。