2020 明神小学校日記

7月の「ふたば句会」

2023年7月21日 16時59分

 7月の「ふたば句会」を、終業式前日の19日水曜日、5時間目に行いました。句会も3回目ということで、進め方や楽しみ方も分かってきたようです。

 6月後半から7月に詠んだ俳句の中から、自分のベスト俳句を1句選び、名前を伏せて行いました。

 自分の句以外で、好きだ!と思う句、ステキな句、なるほど!の句、面白い句、声に出して読みやすい句・・・などキラリと光る俳句について思ったたことを発表します。

 

 しばらく発表して、1回目の投票です。一人2票ありますので、自分の句以外で2句選びます。その結果、この日は5句が決勝に上がりました。次に、この5句に絞っての読み合いです。自分の推し句のいいところを褒め合います。

 そして、悩みに悩んでの決戦投票です。今度は一人1句選んでの投票です。激戦の末、今月の「キラリふたば賞」が決まりました。納得の顔、悔しそうな顔、うれしそうな顔・・などなど、この日も「言葉」を「言葉」で楽しみました。

 最後に、「1学期の思い出」というお題で、俳句づくりを行いました。頑張ったこと、できるようになったこと、楽しかったこと・・・1学期を振り返りながら、文字通り、指を折り折り(5・7・5にするため)詠んでいました。

 「キラリふたば賞(1位句)」の表彰は、20日の終業式に行いました。

  それでは、句会の結果を紹介します。

 

【キラリふたば賞(一位句)】

 夜に聞く夢か幻聴か夏の雨(6年生)  

【二位句】

 兄ちゃんのにんじん洗って丸かじり(2年生)

【三位句】

 ふと丸太ユンボが切った雲の峰(4年生) 

【がんばり賞】

 草むらでつかんだバッタ3センチ(1年生)

 夏の雲つかまえちゃうぞクレーン車で(3年生)

 積乱雲ユンボであおる手のひらで(3年生)

 キャッチしたスーパーボールを夏の風(5年生)

 石の上カナヘビ見っけ真夏日に(6年生)

 さいほうで作ったスター夏の星(6年生)

 

 2学期の句会も楽しみです。夏休みも「キラリ」とひらめいた時、その時の様子や思いを俳句にしてみるといいですね。