2020 明神小学校日記

【3~6年生】森林教室

2023年6月20日 14時22分

 愛媛県農林水産振興部の久万高原森林林業課から4名の方を講師にお招きして、出前授業で「森林教室」を行っていただきました。

 専門的な視点から、久万高原町を主にした「森林のはたらき」、「森林の手入れ」、「木を使う」について分かりやすくお話をしていただきました。

 本物のヒノキの苗木を手に取って、葉の様子を観察したり、手で触ったり、香りを嗅いだりしました。

 ほのかにヒノキのいい香りはするのですが、葉を手でちぎって少し潰すと、さらにいい香りが出てきます。何だか心が落ち着く香りです。ヒノキにはリラックス効果があるようです。

 「木を使う」ことは、実は、自然にも、そして、人にもいいことだということが分かりました。地球温暖化を防いだり、森林環境を整えたりするためにも、木を切って、使っていく必要があるそうです。そして、同時に、未来のために、植樹などで、木を育てていくことも大切です。これからの未来を生きる子どもたちに、これからの林業について、久万高原町について考えてほしいなと思いました。

 最後に質問にも答えていただきました。6年生からの「人工林の割合はどれくらいですか?」という質問には、「約80%くらいです。」と教えていただきました。

 7月には、続きの学習として、木工教室を行います。今から楽しみです。

 いただいたヒノキとコウヨウザンの苗木はコンテナ苗といって、コンテナと言われる包みごと植えれる、お手軽な植樹セットだそうです。そのため、少し土を掘るだけで植えられます。さっそく、昼休みに、3・4年生に運動場の隅に植えてみました。大きく育つといいね。