【5・6年生】紙すき実験
2023年6月8日 14時30分5・6年生が、理科の時間に、楽しそうな実験をしていました。
真剣な表情で何をしているのかと見てみると、紙パックのラベル(印刷をしているつるつるの部分)をはがしていました。丁寧にはがすと、紙の繊維が残ります。
結構な集中力と、指先の繊細さが必要です。みんな、きれいにはがしていました。
繊維が残った紙パックを、ちぎってミキサーに入れ、水を少し足して、かくはんします。
どれくらい細かくするかで、出来上がりの紙質が違ってきます。ちょっと粗目のごつごつした手触りの方が、手すき紙らしい味わいが出ます。
かくはんしたミキサー内の液体を網でこします。
網の上で作りたい形に整えます。ここで、それぞれの工夫が見られました。
続いて水抜きをします。すいた紙を布に挟んで、上からスポンジを押し付け、水分を吸い取ります。
最後は、アイロンがけです。ここで、ほとんどの水分を抜きながら、熱で圧をかけて整えます。
思い思いに手すき紙をつくりました。最終仕上げで、来週まで理科室で乾燥させます。できた紙を何に使うか、話しながらの楽しい活動でした。