「節目」の日 修了式
2024年3月25日 09時20分朝から霧雨の双葉が丘です。曇っていますが、温かさに春を感じます。
今日は、一年間の締めくくりとなる修了式です。
先週3名が卒業した明神小学校は、今日、6名の児童が修了式を迎えました。
国歌・町歌を斉唱した後、代表児童が「一年間を振り返って」を発表しました。
4年児童は、「4年生の思い出と5年生の目標」を発表しました。4年生での一番の思い出は、秋の遠足とスキー教室で、スキー教室では初めてリフトに乗ってこわかったけど、スリルが味わえて楽しかったこと、また、5年生になったら大三島自然の家にいくことが楽しみで、勉強の中でも新しく始める家庭科をがんばりたいと発表しました。
たくさん練習して、とても上手に読みました。
5年児童は、「5年生でがんばったことと6年生でがんばりたいこと」を発表しました。5年生で一番がんばったことは、陸上練習で、ソフトボール投げと60m走の練習の成果が本番で出せて、自己新記録だったことと、また、6年生では、社会科の歴史と算数科の学習をがんばりたいと発表しました。さすが次の6年生!落ち着いて、立派な発表でした。
二人との堂々とした発表で、1・2・3年生たちは、背筋が伸びる思いでしっかりと聞いていました。
続いて、一人ずつ「修了証書」を校長から受け取りました。
みんな、一年間、勉強に、運動に、遊びに、学校生活をよく頑張りました。
さて、最後に校長のお話です。今日は、一年の締めくくりの日ということで、「節目」の話をしました。
竹の「節」を使って、「節目を大切に」という話をしました。以下、抜粋です。
今日は、学校の一年間の終わりの日「修了式」です。今、皆さんにお渡しした「修了証書」は、皆さんが、「この一年間、それぞれの学年の学習や運動、学校生活を無事、修了することができた」ということを証明するものです。修了、おめでとうございます。これで、4月から一つ上の学年に進級することができます。
さて、今日のような、ちょうど一年が終わった日のことを、難しい言葉で「節目」と言います。この竹の少し膨らんだところが「節」、この節のある場所を「節目」と言います。ここは他の部分より堅くて、のこぎりでもなかなか切ることができません。それくらい強くてしっかりしている大切な部分なのです。だから、区切りとなる大事なところのことを「節目」というのです。
修了式の今日、皆さんは、この「節目」にいます。なぜ、今、「節目」の話をしているかというと、この「節目」は、人生において大切だからです。「節目」の時に必ずしてほしいことは、「振り返る」ということです。皆さんのこの1年はどうでしたか。楽しいこと、うれしいこと、頑張ったこと、また、悲しいこと、辛いこともあったかもしれません。でも、その全ての経験が、今の皆さんを育ててくれたのです。その中でも、「できなかったこと」を大切にしてほしいです。なぜなら、次の目標になるからです。そして、また、新しい「節目」に向かって歩んでいきましょう。
「節目」にたどり着いては、また、次の「節目」を目指す・・・それを繰り返して、竹がどんどん太くなっていくように、皆さんの体や心や頭も、太くしっかりとしてくるでしょう。1年の終わりの修了式に当たって、「節目を大切に」という話をしました。